髪の毛を挟まない「背カン」を比較しました

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髪の毛を挟む背カンは使いたくないですよね!?

背かんの構造

ランドセルは色々なパーツの組み合わせですが、背負いやすさに強く影響しているのが肩ベルト、背カン、背当てですね。良く言われるように、ランドセルが軽いだけでは背負いやすいランドセルにはなりません

背かんの比較

萬勇鞄の背かん背かんはランドセル本体と肩ベルトをつなぐ部分のことですが、最近の背かんは左右両側に開くようになっているのが殆どです。背カンが左右に開くと言うよりも、背カンにつながる肩ベルトが開くと言った方が判りやすいでしょう。

「天使のはね」の背かんのように、背カンの左右連動型は左右が同じ方向に動き左右別々には動きません。

 

 

非連動型の背かんとは左右が独立して動く背かんの事です。フィットちゃん、ララちゃんランドセル、鞄工房山本、萬勇鞄など多くのランドセルが非連動型です。そしてこの連動しない非連動型の方が左右別々に動くので、かなり大きな体格でも背負いやすいランドセルという特徴があります。

ところが、このように連動型でも非連動型でも背カンが動くと、細いスリットに長い髪の毛が入り込み挟まりやすくなります。背負いやすくなっても髪の毛が挟まると、自分ではランドセルを降ろすことが難しくなりますね。

そういう理由で各ランドセルメーカーの背カンに髪の毛を挟まない工夫が必要になります。どんな工夫をしているか比較してみます。

 

 

背かん

萬勇鞄

 萬勇鞄の背かん 背当てと背中の間に隙間が空かない

 ウイング背カン。背中とランドセルの間に隙間が空かない構造です。もちろん肩ベルトの長さを適切に調整することは必要です。肩ベルトの長さ調整をすると髪の毛は挟まりにくくなります。

フィットちゃん

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背中にフィットのフィットちゃんは、背中とのすき間が殆ど無く髪の毛が挟まりにくい構造です。フィットちゃんも肩ベルトの長さの調整はもちろん必要です。

 鞄工房山本

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髪の毛を挟まない構造が工夫されています。

ララちゃん

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新開発の背カンそのものが髪の毛が挟まれにくい構造になっています。他のメーカーがプラスティックで造っている可動部が金属でできています。

 

 

背当てが背中にピッタリしていると髪の毛が挟まらない

背中にぴったりした背当ては軽く感じそうでないと重く感じます。
 
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髪の毛が挟ランドセルの背カンに挟まるかどうかは、背当てが背中にぴったりしているかどうかに影響されます。

フィットちゃんや天使のはねは背中にぴったりするので、髪の毛は挟まりにくいランドセルです。

逆に上の画像のように背当てがピタッと背中についておらず後ろに傾いていると、画像のように背中とランドセルの間にすき間ができてしまい髪の毛が挟まりやすくなります。

背かんが動くから髪の毛が挟まるのではなく、背当てが背中にフィットしていないことで隙間が空くために挟まりやすくなるのです。

【まとめ】髪の毛が挟まりにくく、背負いやすいランドセルは、背かんに特徴があります。

それは背中にピッタリする構造のある左右に動く背カンであり、背中とランドセルの間に隙間が空かないランドセルなのです。

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ランドセルの背かんに髪の毛が撒き込まれないグッズもあります。”まもリボン”、”フリフリカバー”という名前です。この名前で検索すれば購入できます。価格は2,000円弱です。

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