ランドセルで一番壊れやすい3つの部位とチェックポイント

人工皮革の肩ベルトの一部のものはちぎれやすい
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ランドセルで一番壊れやすい部位はどこだか知っていますか?

1 肩ベルト
2 背カン
3 錠前(ロック)

この3つが壊れすい部位のトップ3です。それぞれについて、どこを見ていけばよいのか紹介します。

1.肩ベルト

肩ベルトは、背負った時に一番負荷がかかるので、千切れてしまいやすい部位です。特に人工皮革の肩ベルトにはその傾向があります。

人工皮革の肩ベルトの一部のものはちぎれやすい別記事でも紹介したように、左の画像のように、人工皮革の肩ベルトがボロボロになって千切れてしまいそうです。人工皮革の全てがこうなるわけではありませんが、大きな負荷のかかる肩ベルトは素材によっては千切れるということがわかります。

引張る力に対して強度のある牛革が肩ベルトに最もふさわしい素材です。鞄工房山本は牛革の肩ベルトを採用しています。

人工皮革の全てがこのように千切れるわけではありません。例えばタフロックやタフガード(萬勇鞄)などはもちろん、クラリーノエフ以上の強度がある素材であれば、こういった風にはなりません。

 

幅の広い肩ベルトは強度があるまた肩ベルトには幅の違いがあります。行ったお店のランドセルで肩ベルトの幅が狭いものがないか確認してみてください。幅の広い肩ベルトの方が当然強度があります。

 

 

 

2.背カン

 背カンはランドセルと肩ベルトを繋ぐものですから、肩ベルト同様に負荷のかかる部位です。

背カンはランドセルの中で壊れやすい負荷がかかるから破損することがあります。とはいってもめったに壊れるものではありません。日本の良心的なメーカーが製作しているランドセルならまず心配はないのです。万が一にでも壊れれば、6年保証を使って無償修理をしましょう。

画像の白丸のプラスティック部分について。このプラスティックの部分は曲がったり伸びたりするパーツなので、プラスティックの板が2mmよりも薄いと破損する怖れがあります。

 ただ、ここが2ミリだと薄いですよとお伝えしても、なかなか測定まではできないでしょうし、普通の販売店で聞いてもおそらく答えることはできません。他のランドセルと見比べてください。

背カンのプラスティックの薄い部分が2mmでは薄い。他のランドセルと比較してみて薄かったら、耐久性があまりないかもしれません。選ぶときの参考になると思います。

 

ある有名なブランド(メーカーではありません)のランドセルを普通に使っていたのに、2先生の時に背カンのプラスティックの薄い部分(上で説明した部分)が折れました。

ランドセルの保証書があるのですぐに連絡した所、代替ランドセルを送ってくれました。その代替ランドセルが入っていた箱に壊れたランドセル入れて送りました。もちろん6年保証で無料修理です。

ランドセルはどうしても製品の出来にばらつきがあるので、万が一の確率ですがこのようなランドセルが送られてくるかもしれません。

6年保証はそういうときのためにあります。もし信頼できないようなメーカーだったら6年保証があったとしても有料修理となる可能性がありますえ。

 

3.錠前

自動錠前が壊れると開かなくなります錠前とはカブセをランドセル本体に固定させて開かないようにする錠のことです。

手動の錠前であれば問題はありませんが、自動錠前(自動ロック)が故障すると開けることができなくなります。

普通に使っていて壊れるというよりも、ランドセルの中身が入って重い状態で錠前(ワンタッチロック、オートロック)を下に向けたまま床にドンと置くと、壊れて開かなくなることがあります。

普段いかにもしそう置き方ですね。よくよく子供にそのように乱暴に置かないように注意しておきましょう。

 

 

 

 

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