小学校入学準備は大変ですか?年長になってから余りのんびりしてると、大事な入学準備に漏れが出るかも知れないと気持ちを引き締めていますが、実際どれぐらい大変なのでしょうか。具体的に教えてください。
小学校説明会
小学校説明会は是非参加してください。説明を受けるために行くわけですが、小学校が具体的にどんな建物なのか、行けばその内部がわかりますし、先生にも色々と質問ができるチャンスですから、先輩のお母さん方の意見だけに左右されずに済みます。
学校の入学説明会に参加すると、入学式までの具体的なスケジュールが立てられて大きなメリットになります。一方で幼稚園の卒園式の準備もあるので、お母さん方は大変ですが、頑張りどころです。働いているお母さんは入学説明会に合わせて有休を予定しておくことも重要です。
そして大変なのは親だけではありません。子供たちも卒園や入学という大きな行事を初めて体験するわけですから、不安になって当たり前です。「そんな事では小学校に入れないよ」などと冗談でも言わないようにしましょうね。親が思っている以上に子供は大きな不安を抱えて、抜け出せなくなりがちです。
ランドセルや学用品のチェックと準備
学校指定のものがある場合、2月ごろにある入学説明会や体験入学でしっかりチェックしましょう。この時に一斉に学校で指定用品の販売をすることもあります。ランドセルは横型を禁止している学校もありますし、ランドセルを入れるロッカーの大きさも確認しておかないと、購入した後では入らないといってもどうしようもありません。もしかしたら、A4フラットファイルタイプ(カルスポなど)はロッカーに入らないかもしれないので、要チェックです。
入らないと気づいたら先生に相談しましょう。だってA4フラットファイル対応が一般的になっているのに、入らないのは受け入れ側の準備が追い付いていないということだと思うんです。
この時期までは学用品などたくさん購入しないようにします。あとで指定のものとは違ったという事が無いように注意です。文房具も揃えれば馬鹿にならない金額になるので、安いときを狙って購入するのも大事ですが、学校側が認めているかどうかはもっと大事ですよ。また2月には市町村教育委員会から「就学通知」が来るので紛失する事がないように大事に保管しましょう。
学習机
学習机は3月になれば、割引セールが始まります。これに合わせて購入するのも良いし、1年生の間はダイニングテーブルを使い、2年生になって購入するという人もいるようです。購入するなら、小学生用の小さな学習机ではなく、できるだけ大人になってからも使えるような広め(幅が100センチは欲しい)で高さ調節ができるものがおすすめです。また、子供の健康を考えてアレルギーの原因物質が含まれない天然の木材を使った学習机が特におすすめです。
学習机など天板が体格に比較して高いものを使っている事が多いです、これは子供に限らず大人でもそうです。
普通のテーブルの天板の床からの高さを計ると、70センチが一般的です。この高さに合わせて椅子の座面の高さを調整すると、大人でも足の裏が床から離れるといったことがおきます。ということは、天板が高いという事です。
子供達が台所のダイニングテーブルで学習をする時に、姿勢が悪い状態はあまり良いことではないです。姿勢が悪い状態で学習を続けることは、脊柱の変形、集中力がなくなるなどの問題が起きている可能性があるという風に考えてみたいところです。
椅子に座って、肘を90度に曲げた時に両腕が天板に載る高さがベストです。たいてい肘の位置がもっと高くなってることが多いです。足裏は床にピタッとついた状態で、膝の裏が椅子の座面に密着しすぎないようにしましょう。桃裏が圧迫されると痛みや腫れの原因になるし、窮屈なので腰が前にずれてしまい姿勢が悪くなります。
椅子に深く座った状態で、床に足裏がピッタリついてひざ裏が圧迫されないように座ります。その状態で肘を90度まげて学習机の天板に両腕が載るかどうか、高すぎたり低すぎたりした状態では高さが合っていません。